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QBキャピタルと協定締結 システムソフト


週刊経済2021年5月11日発行

ベンチャー創出・スタートアップ支援

APAMANグループでシステム開発、ウェブマーケティング支援の㈱システムソフト(福岡市中央区天神1丁目、吉尾春樹社長)は4月16日、大学発ベンチャーを中心に投資するベンチャーキャピタル、QBキャピタル合同会社(同市早良区百道浜2丁目、坂本剛、本藤孝代表社員)と協定を締結した。
大学発のリアルテック(地球と人類の課題解決につながる革新的なテクノロジー)ベンチャーの創出とスタートアップ支援、オープンイノベーションの促進を図る。システムソフトはコワーキングスペース、シェアオフィス「fabbit」を運営しており、入居するスタートアップ企業などに対し、企業の成長支援や国内外企業の提携支援などを提供している。一方、QBキャピタル合同会社は、九州エリアの大学と関連がある大学発ベンチャーに対し、創業前から投資や経営を支援するなど高い技術力を持ったベンチャー企業を支援している。今回の協定は、fabbitの入居企業とQBキャピタルの投資先企業を相互に紹介し、fabbit入居企業に対しては技術力のある企業とのオープンイノベーションの促進、QBキャピタルの投資先ベンチャーには協業企業を紹介し、新たな価値創造を促す。両社は「今回の提携を通じ、大学の技術や知を活用した地域イノベーションの創出を加速化していく」としている。