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PB「トップバリュ」販売額を2年間で3倍に  イオン九州    09年度で300億円目指す


 イオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、岡澤正章社長)は、イオングループのプライベートブランド(PB)商品「トップバリュ」の販売額を次年度末までに07年度比3倍の300億円に拡大する。
 今期からの2年計画で進めているもので、今期はほぼ200億円に達する見通しとなっている。「こちらが想定している以上に消費者の支持が上がっている。ナショナルブランドと品質がほとんど変わらず、値段は2、3割から4、5割ほど安いということもありリピートが増えている」(林憲司社長室長)状況で、昨年の原材料価格高騰を契機に大幅に売り上げを伸ばしているPBをさらに強化、品目数も拡大していく方針だ。品目数の数値目標は出していないが、この1年では3500品目から5000品目へと急速に品目数を増やしている。同社は1972年6月設立、資本金31億4400万円、社員数2577人、GMS、ホームセンター、スーパーセンターを九州全域で100店舗展開しており、今年2月期の業績は売上高2760億円(前期比14・8%増)、経常利益10億円(同13・6%増)を見込んでいる。