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NPO法人「日本SOS子どもの村」を統合 子どもの村JAPAN 7月1日付
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認定NPO法人「子どもの村JAPAN」(福岡市中央区今川2丁目、満留昭久理事長)は、6月28日に役員総会を開き、7月1日付でNPO法人「日本SOS子どもの村」(福岡市)を統合、同法人を解散した。
子どもの村JAPANは2010年4月、親の病気や離婚、育児放棄などさまざまな社会問題を背景に、家庭的環境を失った子供たちの救済、社会的養護、自立支援を目的に国内初となる児童福祉支援施設「子どもの村福岡」を福岡市西区今津に開村。その1年間の活動実績が国際NGO「SOS子どもの村インターナショナル」(国際本部:オーストリア)に評価され、日本支部として仮協定を締結。12年6月には児童福祉支援施設「子どもの村東北」(宮城県仙台市)を設立。12年8月にはNPO法人「日本SOS子どもの村」(福岡市)を設立するなど3法人を運営してきたが、昨年5月、国際本部から「一国一法人組織が加盟の条件」との提示を受け、今年3月に認定NPOの資格を持つ「子どもの村福岡」が存続法人となり、名称をJAPANに変更した。
今回の統合で日本SOSは解散し、「子どもの村JAPAN」に本部機能を集約する。また、今秋には「子どもの村東北」を統合。15年2月をめどに3組織の統合を完了させ、16年6月のインターナショナルへの正式加盟を目指す。実現すれば、世界133番目のNGO団体となる。
同法人は06年7月に設立。支援会員数は個人1806人、353企業・団体(14年1月末現在)。