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M&A専門家養成講座を開講 福岡県事業引継ぎ支援センター
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相談案件増加に対応
福岡県事業引継ぎ支援センター(福岡市博多区博多駅前2丁目、奥山慎次統括責任者)は3月27日、28日の2日間、福岡商工会議所ビル4階でM&A専門家養成講座を開講する。初開催。
後継者問題によるM&A相談案件が増加する中で、課題である専門家不足に対応するもの。センターではこれまでに86件の事業引継ぎを完了。今後の案件増加に対応するために多くの専門家養成を図っていく。対象者は県内で活動している弁護士・公認会計士・税理士・中小企業診断士など。定員は100人で、参加費はセンター負担のため無料。デロイトトーマツグループのプロフェッショナルチームで、M&Aなどを主としたファイナンシャルアドバイザーの分野を核としてサービス提供しているデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社のスタッフが講師を務める。
センターでは「大企業のモノづくりを支えているのは中小企業であり、その基幹がなくなれば経済は停滞する。1社でも多くの事業が継続できるよう支援していきたい」と話している。
2019年2月19日発行