NEWS

M&A効果で中間期は増収増益 鳥越製粉


売上高8・3%増の113億円

製粉業大手の鳥越製粉㈱(福岡市博多区比恵町、鳥越徹社長)の18年12月期連結第2四半期決算は、売上高は前年同期比8・3%増の113億2800万円、経常利益は同4・1%増の8億4800万円で増収増益だった。
前下期にM&Aで取得した中島精麦工業、中嶋倉庫の収益が連結業績に加わったことで、増収増益につながった。セグメント別では、製粉業が製品価格の値上げ効果により増収(1・6%増)だったほか、連結子会社が増えた精麦業(39・5%増)、飼料(約4・8倍)が業績をけん引した。ただ、四半期純利益は5億5400万円でほぼ前年同期と同水準だった。
通期の業績予想は、売上高は前期比7・2%増の235億円、経常利益は10・1%増の19億円で増収増益を見込む。

2018年9月11日発行