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M&Aによる増収で売上高1446億3000万円 総合メディカルホールディングス
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薬局は前期比11店増の698店
医業支援や調剤薬局展開のグループ経営管理などの総合メディカルホールディングス㈱(福岡市中央区天神2丁目、坂本賢治社長)の19年3月期連結決算は、売上高が前年同期比6・8%増の1446億3000万円、経常利益が同22・4%減の56億700万円の増収減益となった。(18年10月に単独株式移転しており、数値は総合メディカル㈱18年3月期連結との比較)。
医業支援部門では中期経営計画に掲げる医療モール200件に向けて前期比15件増の医療モールを開発し、109件となった。DtoD(医業継承・医療連携・医師転職支援システム)においては、登録医師会員数が前期比4889人増の7万9787人に拡大した。医業支援部門の売上高は18年4月にM&Aした病院内売店事業などの㈱文教の売り上げ寄与などにより、前期比52・3%増の373億8400万円、営業利益は同12・6%増の9億9500万円となった。
薬局部門ではM&Aによる5店も含めて17店舗を出店し、店舗数は698店に増加。また、健康相談会での実施や健康応援リーフレットを配布する健康サポート薬局の認定数は前期比39店増の128店舗になった。一方で特定の医療機関からの処方箋集中率が高い薬局の調剤基本料引き下げなどの調剤報酬・薬価改定の影響により、薬局部門の売上高は同3・3減の1062億8200万円、営業利益は同25・6%減の53億1100万円となっている。その他の部門では売上高が同0・1%増の9億6400万円、営業損失は100万円で前期から2000万円改善した。
今期は売上高が同14・3%増の1653億1300万円、経常利益は同16・1%増の65億1000万円の増収増益を見込んでいる。
2019年6月4日発行