Ｌｏｃａｌ Ｄｅｓｉｇｎと資本業務提携　ドーガン

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週刊経済2022年11月29日発行

不動産コンサルティングを強化

投資ファンドの㈱ドーガン（福岡市中央区大名２丁目、森大介社長）は１０月２６日、不動産コンサルティングなどのＬｏｃａｌ Ｄｅｓｉｇｎ㈱（ローカルデザイン・同区大名１丁目、河辺健一社長）と資本業務提携を締結した。
ドーガンは企業から資金を預かって投資するファンド事業に加え、Ｍ＆Ａに関するアドバイスや経営コンサルティングなどを手掛けている。最近では企業が保有する不動産の活用などの相談が増加傾向にあることから、主に九州エリアで不動産を中心とした資産運用コンサルティングを手掛けるＬｏｃａｌ Ｄｅｓｉｇｎと資本提携することで体制強化を図る。同日付で、Ｌｏｃａｌ Ｄｅｓｉｇｎが実施する第三者割当増資を引き受け、約２千万円を出資。発行済み株式総数２４９株のうち、議決権比率１９・７％にあたる４９株を取得した。　Ｌｏｃａｌ Ｄｅｓｉｇｎは２０１５年７月設立。資本金２９６０万円。決算期６月。従業員１６５人。ホテル事業も手掛け、自社で企画したホテルの運営、清掃から大手ホテルチェーンなどの客室清掃受託まで対応している。
同社では「今回の提携にとどまらず、地域活性化に貢献したいという同じ想いを持つ事業者や地方自治体とパートナーシップを広げていきたい」と話している。