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LINEなど主要SNS対応の安否確認を開始  コム・アンド・コム    初期費用15万円


 安否確認システム開発の株式会社コム・アンド・コム(福岡市中央区天神3丁目、安田実男社長)は4月5日、LINE、ツイッター、フェイスブックと連携した安否確認サービスを開始した。
 若年層のメール離れや各種SNS普及を背景に、これまでメールのみだった安否確認サービス「安否LifeMail」を見直し、新機能としてリリースしたもの。初期費用は15万円で、利用料金は1人当たり月額80円~。複数の連絡経路を作ることで緊急時に連絡を確実に取れるようにする。また、平常時の訓練通知や業務連絡にも利用できるシステムとした。導入時に利用SNSを選択でき、7月末まで新機能の利用料は無料。
 すでに3月10日から税理士や司法書士など中小企業と多くの接点を持つ企業を対象に販売代理店の募集を開始。今後も多くの代理店を開拓することでサービスの認知向上・利用拡大を図る。安田社長は「5月末以降、正確な位置情報を登録する機能の追加などを予定しており、防災対策としてぜひ取り入れてほしい」と話している。
 同社は2000年2月設立。資本金1億8018万円。従業員9人。2016年6月期の売上高は約2億円。