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JR熊本駅にビジネスホテルを着工 JR九州都市開発 オープンは04年春


 ビジネスホテル経営のジェイアール九州都市開発株式会社(福岡市博多区博多駅東一丁目、尾形光男社長)は四月一日、JR熊本駅のホテル建設に着工した。〇四年春オープン予定。
 来春開通予定の九州新幹線八代―西鹿児島間に合わせて着工したもので、同社四カ所目のビジネスホテル。場所は同駅前の「MDビル」跡で、総事業費は十億円。同ホテル「JR九州ホテル熊本」は鉄骨造り九階建て、敷地面積は二千百平方メートル、建築面積は五百四十八平方メートル、延べ床面積は四千平方メートル。一階部分に飲食店とフロント、二~九階を客室とする。客室は シングル百三十四室、ツイン十六室で、価格はそれぞれ六千五百円、一万千円。尾形社長は「熊本の地域特性に合わせたサービスを展開していきたい」と話ている。
 同社は一九九九年四月に設立、資本金は四億円、従業員は三十八人、売上高は四億八千三百万円(〇一年三月期)。九州各県の主要都市での 展開を目指しており、現在、JR博多、長崎、西鹿児島駅でホテルを運営している。

2003.03.18 発行 週刊経済より