NEWS

  • 地域

JR小倉駅そばに11階建て190室のビジネスホテル建設   東京都の東横イン   来年8月完成予定


 ビジネスホテルチェーンの株式会社東横イン(東京都大田区新蒲田一丁目、西田憲正社長)は、来年八月の完成をめどにJR小倉駅そばに地上十一階建てのビジネスホテルを建設する。 
 同社は、全国にビジネスホテル「東横イン」を百四店展開しており(五月末現在)、現在は、政令指定都市を網羅した後、各都道府県内の県庁所在地または二番手規模の都市への出店を進めている。今回の小倉進出もその一環で、福岡県では福岡市内の既存の四店舗に次ぐ五店舗目。オープン時には、全国で百三十六から百三十九店舗目になる予定。ホテル名は「(仮)東横イン小倉駅前」。場所は北九州市小倉北区京町三丁目のJR小倉駅そば。地上十一階建てで、延べ床面積は約三千二百七十一平方メートル。客室数はシングル主体で全百九十室。三十台収容の立体駐車場も建設する。価格帯の詳細は未定だが、シングル一泊で四千八百円から六千八百円になる予定。完成後、スタッフは全員地元から採用するという。
 同社は、一九八六年一月設立。資本金は四億九千九百万円。従業員は二千三百七十八人(〇四年三月末現在)。開発立地の土地オーナーに「東横イン」仕様の建物を建築してもらい、三十年間の長期賃貸借でホテルを運営する仕組みをとっている。その間のメンテナンス・リニューアルは全て同社持ちとなる。

2005.6.14 発行 週刊経済より