ＪＲ博多シティにレンタルＷｉ―Ｆｉ　東京のテレコムスクエア

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週刊経済2023年8月17日発行号

福岡市２カ所目

モバイルサービス通信事業の㈱テレコムスクエア（東京都千代田区、吉竹雄次会長）は７月１９日、ＪＲ博多シティにレンタルＷｉ―Ｆｉサービス「ＷｉＦｉＢＯＸ（ワイファイボックス）」を設置した。福岡市では福岡空港国際線ターミナルに次ぐ２カ所目。
設置場所はＪＲ博多シティ地下１階のコワーキングスペース「Ｑ」前。２０２２年４月に開始した同サービスは即時予約、受け取り、利用が可能なシェアリング型のレンタルサービス。Ｗｉ―Ｆｉ機能に加えて、モバイルバッテリー機能も搭載しており、インフラ化しつつある通信のニーズに応えるもの。田村正康ＣＥＯによると、サービス開始時に想定していた主なターゲットはインバウンドとアウトバウンドの海外旅行客だが、国内での利用も多く見られるという。ビジネスやレジャー、急な帰省に伴う通信利用のニーズは高く、同社が実施したアンケートの結果、利用者の約９割が「旧来のレンタルＷｉ―Ｆｉには戻りたくない」と答えている。全国の主要駅・空港に展開を進め、今回の設置は２７カ所目。利用料金は国によって異なり、韓国データ無制限プランが１日につき税込９９０円など。国内利用は、データ無制限プランが１日につき税込８４０円、５００ＭＢが同４４０円、１ＧＢが同６６０円。受け取り・返却可能時間は午前１０時〜午後７時。
同社は１９９２年創業。資本金は５千万円。従業員数は１５１人。