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JR千早駅隣に17階建てノードビルが完成 NTTドコモ九州 建設費は130億円


 株式会社NTTドコモ九州(福岡市中央区渡辺通二丁目、高橋豊久社長)が二〇〇一年十一月から建設していたノードビル「ドコモ九州香椎ビル」が九月十日に完成する。建設費用は百三十億円。
 場所は福岡市東区水谷二丁目。七月に開業したJR千早駅に隣接している。地下一階、地上十七階、延べ床面積約三万六千平方メートル。次世代型携帯電話FOMAのサービス拡充を図るため、交換機などのネットワーク設備を収容する。福岡県および佐賀県、長崎県エリアの交換機が設置されるほか、「NTTデータ博多駅前ビル」から情報システム部が、「福岡フコク生命ビル」から研修センターが移転する。
 立地については、「ノードビルの機能を十分に果たせるだけの広さが確保できる用地を探していたところ、まちづくりを進めている香椎副都心で条件が一致した。新しい街のシンボルとして地域に調和した建物になるよう努めていきたい」(本松宗芳同社広報部広報担当課長)と話している。詳細は決まっていないが、〇六年度以降には低層階への店舗入居も検討し、建物の周囲も憩いの場として開放する予定。

2003.08.26 発行 週刊経済より