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JR二日市駅近くに複合施設  筑紫ガス


総事業費約4億円

ガス供給事業の筑紫ガス㈱(筑紫野市紫2丁目、前田健吾社長)は同市二日市中央2丁目に複合施設を建設する。着工は21年6月で、総事業費約4億円。

名称は「筑紫ガス複合施設(仮称)」。場所はJR二日市駅東側。建築設計のアトリエサンカクスケール㈱(筑紫野市二日市中央6丁目)、保育事業の㈱紬(山口県下関市王司上町1丁目)の3社共同で応募した、筑紫野市旧上下水道庁舎用地活用事業の公募型プロポーザルで選定されたもの。敷地面積は883・65㎡。延べ床面積は761・74㎡(設計中)。ガス機器・設備を体験できるショールームなどを設けるガス棟、0~3歳児の保育所として設ける保育棟、中庭で構成する。ガス棟は2階建てで建築面積は274・09㎡(設計中)、延べ床面積は409・74㎡(同)。着工は21年6月、完成は12月を予定している。保育棟も2階建てで建築面積は176㎡(同)、延べ床面積は352㎡(同)。着工は22年1月、完成は9月を予定している。開設当初は0歳児〜3歳児約19人を受け入れ、その後最大30人規模に拡大する方針。中庭面積は74・67㎡。同社は「自然と人が集まる場所をコンセプトに、ショールームを中心にキッチンスタジオ、コミュニティスペース、保育所、防災拠点など複合機能を持った施設を予定している」としている。

同社は1964年8月設立。資本金7500万円。従業員75人。売上高43億223万円(20年3月期)。従業員75人。

2020年12月29発行