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JR九州などと簀子小跡地約8560㎡を開発へ 熊本市の桜十字
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24年1月の開業目指す
福岡市中央区大手門3丁目の「簀子小学校跡地活用事業」(敷地面積約8560㎡)の優先交渉権者に9月25日、介護事業の㈱桜十字(熊本市南区)を代表とする8社で構成する企業グループが選定された。
同跡地活用事業は、2014年4月の統廃合で閉校となった「福岡市立簀子小学校」跡地の活用案として福岡市が3月から公募していた。企業グループの事業方針は、地域、事業者、行政の共創のもと、繋がる、賑わい、安心・安全の3つの価値創出を掲げ、桜十字が慢性期病院と介護型有料老人ホーム、デイケアなどで構成する11階建ての「病院棟」(延べ床面積1万3500㎡)と健康増進イベントなどで活用する体育館(同約790㎡)を、また九州旅客鉄道㈱が自立型有料老人ホームを核に、ドラッグストア、災害時の拠点としての役割も担う地域交流センターなどで構成する13階建ての「高齢者施設棟」(同1万2700㎡)を所有する。市とは11月に基本協定、20年3月に事業契約を締結し、2024年1月の開業を目指す。
構成する企業は次の通り。㈱桜十字(代表企業)、九州旅客鉄道㈱、JR九州シニアライフサポート㈱、医療法人福岡桜十字、医療法人愛光会、㈱山下設計、㈱NAK建築事務所、㈱俊設計。
2019年10月23日発行