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JF糸島に8千万円のカキ小屋建設資金融資  日本政策金融公庫福岡支店


福岡信漁連と連携

㈱日本政策金融公庫福岡支店(福岡市博多区博多駅前3丁目、中谷正一支店長)農林水産事業は10月21日、糸島漁業協同組合(糸島市志摩岐志、仲西利弘代表理事組合長:以下、JF糸島)に対し、設備資金8千万円の融資を実施したことを明らかにした。
これは今年5月、JF糸島敷地内に常設のカキ小屋建設計画に伴い、福岡県信用漁業協同組合連合会(福岡市中央区舞鶴2丁目、村上雄治代表理事会長:以下、福岡信漁連)と連携し、「漁業経営改善支援資金」として融資したもの。これまでJF糸島のカキ小屋運営実績や常設化による今後の集客効果など、地域の漁業発展に貢献するものと評価。福岡信漁連が窓口となり、同資金を融資した。
常設カキ小屋の場所は岐志漁港、JF糸島敷地内。同5月、9棟のカキ小屋建設を着工し、9月27日に完成。10月26日に新規オープンしている。1棟あたりの建物面積は196㎡で、各棟平屋建て。棟内は販売・飲食コーナー(133㎡)ほか、厨房、作業場などで構成している。
漁業経営改善支援資金とは、漁業経営の改善および再建整備に関する特別措置法に基づき、明確な経営目標を定めた漁業経営の改善計画を作成し、農林水産大臣または都道府県知事の認定を受けた者が利用できる資金制度となっている。

2019年10月29日発行