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ITツール導入支援サービス無料提供  ワクフリ


中小企業向けにオンラインで対応

営業部門を後方支援するバックオフィス業務効率化のためのコンサルティングを手掛ける㈱ワクフリ(福岡市博多区祇園町、髙島卓也社長)は12月3日、ITツール導入支援サービスを開始した。
サービス名は「スモールアシスト事業」。同社が国のIT化を推進するものづくり補助金(ビジネスモデル構築型)に採択され、それを活用しITツール導入に予算や手間をかけることができない中小企業を対象に、同社がITツール導入の相談窓口となるもの。福岡の商工会議所をはじめとする全国の商工会議所や北九州市などの自治体と連携し、九州の中小企業を中心にクラウド活用サポートやバックオフィス業務改善などのITツール導入を無料でサポートする(それぞれのライセンス費用は実費負担)。導入までの流れは、オンラインで企業の課題をヒアリングし、その内容をもとに業務や作業に合うITツールを整理し資料を作成。その後、アカウント作成や初期設定を代行し、ツールの操作方法などの説明をするなど導入支援していく。ツール導入後はチャットで相談に応じる。支援対象のITツールはビデオ会議ツール「ZOOM」やチャットツール「Chat Work」、クラウド勤怠管理「KING OF TIME」、マネーフォワードクラウドシリーズの4種類。
同社では「中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援するサポート組織の構築していく」と話している。

2020年12月15日発行