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ITエンジニア育成スクールに奨学金制度 メディアファイブ


支給期間は最大3カ月

ソフトウエア受託開発、システム開発のメディアファイブ㈱(福岡市中央区薬院1丁目、上野英理也社長)は6月1日から、同社が展開するITプロエンジニア育成スクールで奨学金制度を導入する。
プログラマーを目指す未経験者を受け入れ育成し、社員として採用することを目的に受講料を無料に設定したスクールで、新たに奨学金制度を導入し人材確保に注力する。スクールではこれまで300人を超えるITエンジニアを育成。技術的なスキルだけではなく、社会人としてのマナー向上、人間性の指導カリキュラムも重要視し、研修終了後は同社社員として採用している。奨学金制度内容は同社へ入社希望を条件とし、研修期間中の経済的負担を軽減する。支給対象者は同スクールで無料研修を受け、一定の選考水準に達したもの。総合職希望者は1人暮らしが月12万円、実家暮らしが月5万円、地域限定職希望者は1人暮らしの場合のみ月5万円。支給期間は最大3カ月間で社員として採用された場合は返済不要になる。同社では「ITエンジニアの人材不足が深刻化するなか、優秀な人材を自社で育成し、今後の事業拡大に向けて取り組む」と話している。

2018年6月19日発行