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ITエンジニア稼働数向上で売上5・7%増 メディアファイブ
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2020年5月期決算
ソフトウエア受託開発、システム開発のメディアファイブ㈱(福岡市中央区薬院1丁目、上野英理也社長)の2020年5月期連結決算は、売上高が前期比5・7%増の15億1200万円の増収。経常損失が6400万円の赤字(前期実績1600万円の黒字)となった。
企業のIT関連投資は拡大傾向で、同社は新規、既存取引先でITエンジニアの稼働数が向上、さらに技術に見合った契約単価交渉や戦略的な配置転換で増収。人材流出を防ぐための待遇改善やエンジニア育成研修の拡大など積極的な人材投資により損失となった。同社では「コロナ禍で不透明な状況は続くが、ITエンジニアの一元管理や技術的ニーズを満たすための社内勉強会を開催して人材へ積極投資を実施していく。昨年スタートした中期経営計画では、初年度損失を見込んでおり、最終年度で持続的に利益を生み出せる企業体を目指す」としている。今期は新型コロナウイルスによる影響により現時点での算定は困難であるため未定。
2020年7月28日発行