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iPadを活用した認知症予防の本を出版 サムライトの光岡眞里社長


初の著書

介護予防ソフトウェア・サービス開発の㈱サムライト(福岡市早良区百道浜2丁目)の光岡眞里社長は12月25日、初の著書「iPadでできる脳若(のうわか)トレーニング」を出版した。

同社は2010年からiPadを用いて認知機能向上を目的とした講座「脳若トレーニング」を自治体の介護予防教室や地域のコミュニティスペースなどで開催し、順調に利用者を増やしてきた。今回の出版は日経BP社からの打診を機に実現した。本書では60〜80代をメーンターゲットに同トレーニングの概要からiPadの基本的な操作方法まで解説している。サイズはA4判で131ページ建て。価格は1380円。初版は2500部で、全国書店で販売する。光岡社長は「同書を活用して認知症予防に役立ててほしい」と話している。

同社は2003年12月、大野城市公民館でシニア向けパソコン教室として創業。09年12月設立。12年10月、地場大手の情報システム開発会社、㈱シティアスコム(福岡市早良区百道浜2丁目、藤本宏文社長)が85%出資し同社の子会社となった(現在の出資比率は92・5%)。資本金4000万円。従業員22人。光岡社長は福岡市早良区百道出身。1965年5月18日生まれの52歳。流通経済大学経済学部卒。趣味は映画鑑賞。

2018年2月14日発行