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IoT活用の医療・介護見守り支援で県の経営革新承認 ワーコンプロジェクト
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医療機関と同等の医療・介護か可能
高齢者見守りサービスなどを展開する㈱ワーコンプロジェクト(福岡市博多区博多駅南1丁目、青木比登美社長)のIoTを活用した医療・介護見守り支援サービスが9月28日、福岡県の「経営革新計画」に承認された。
同サービスは、活力センサーや心電図、血圧、SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)などを測定する独自開発の非接触型センサー「ウォッチコンシェルジュ生体センサーシステムズ」の生体データを、現場を離れた看護師など医療経験のあるスタッフがクラウドコールセンターシステムを構築し24時間体制で確認するほか、企業と提携し、外出や買い物支援をはじめとした生活支援などを提供するもの。9月23日に申請し、IoTを利用して家にいながら医療機関と同等の医療・介護が受けられるケアシステムとして承認された。
同社は2016年7月設立。資本金400万円。従業員3人。センサーは今年2月の本格販売以降、一般家庭や介護施設などすでに約40台を提供。8月からセンサーのインターネット回線において、NTT西日本と提携した「ウォッチコンシェルジュ光」やドコモのSIMカードを活用した「ウォッチコンシェルジュモバイル」なども販売している。
2017年10月17日発行