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IoT活用した住宅関連サービス ニーズコーポレーション


KDDIと提携

新築分譲マンション販売代理や戸建て住宅開発の㈱ニーズコーポレーション(福岡市博多区博多駅前3丁目、古賀和也社長)は3月30日、IoTを活用した住宅関連サービスの提供を開始した。
商品名は「with HOME」。同月13日、KDDI㈱(東京都千代田区、田中孝司社長)のビジネスパートナーとして協業・提携し、サービス展開していく。同サービスはスマートフォンとカメラやセンサーなどのデバイスを活用し、外出先からでも専用のアプリから自宅の鍵や窓の開閉状況、家族やペットの状況だけでなく家電のコントロールや電気使用量の確認が可能。そのほか自宅にいる家族との会話やグーグルの音声アシスタントを搭載したスマートスピーカーとも連携できる。今後は同社が販売していく戸建てや新築分譲マンションだけでなく、他社の賃貸物件などにも導入を進めていく。サービスの基本料金は月額490円で、別途設置時のみ各種デバイス機器の料金がかかる。古賀社長は「with HOMEは西日本では初めて提供していく。今後さらなる普及が期待されるIoT市場において、当社は不動産とテクノロジーをキーワードに顧客のニーズに応えるサービスを提供していく」と話している。
同社は2010年1月設立。資本金1000万円。新築マンション受託販売や不動産仲介、新築戸建て分譲、スマート不動産事業などを展開。

2018年4月3日発行