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IoTシステム開発プラットフォームを提供開始  Braveridge


開発期間でコスト削減

無線通信技術を中心にIoTデバイス製品を開発する㈱Braveridge(福岡市西区周船寺3丁目、小橋泰成社長)は5月28日、LTEを利用したIoTシステム開発のプラットフォーム「BraveGATE」の提供を始めた。
IoTシステム開発の課題である開発期間の短縮とコスト削減を目的とした、これからIoTサービスを始めようとしている企業向けの製品。従来のクラウドサービスの実現には、提供された部品とツールを組み合わせ、ニーズに応じて随時システムを構築してアプリケーションを開発しなければならなかったが、同製品はクラウドIoTシステムの構築が不要となるので、アプリ作成に専念できる。料金は、月間データ使用量が2MBまでのプランは月額使用料300円、超過データ通信料1KBあたり0・3円などのプランがある。体験キットは、LTEルーターやセンサーデバイス4台、通信費込みの3ヵ月分利用が無料となる。小橋社長は「少額の投資でIoT化ができるので多くの企業に良さを知ってもらいたい」と話している。
同社は2004年7月設立。資本金は1億円。従業員数は88人。売上高は10億円(2020年3月期)。小橋社長は小郡市出身。1967年9月6日生まれの53歳。趣味はバイク、家庭菜園。

2020年6月30日発行