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IC港湾関連用地に物流センターを建設  イトキュー    来年4月稼働


 花きや一般貨物輸送の株式会社イトキュー(糸島市多久、中原昌臣社長)は8月、福岡市東区みなと香椎3丁目のアイランドシティ港湾関連用地内に、物流センターを開設する。名称は「アイランドシティ物流センター」
 場所はべジフルスタジアム南西側の市場関係者事業用地内。敷地面積は4816平方m。鉄骨造り2階建てで延床面積5587平方m。1階は仕分けなどの作業スペースを備えた大型トラックのホーム、2階は冷蔵倉庫。同センターでは野菜、果物のみを取り扱う。市場に隣接した物流センターを建設することで、青果物の輸送強化を図る。設備投資額は6~7億円。スタッフは新たに10人ほど増員予定で、来年4月の稼働を目指す。
 中原社長は「現在、当社の輸送業は、野菜が3割、花きが5割、一般貨物が2割ほど。野菜、果物の輸送量を主力の花きに近づけていく。また、博多港湾も近いため、糸島を中心とした九州産農産物の海外輸出も視野にいれていきたい」と話している。
 同社は1981年設立。資本金は1000万円。従業員は120人。