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ICカード発売約1カ月で10万枚突破  JR九州    計画の1カ月前倒しで


 JR九州(福岡市博多区博多駅前1丁目、石原進社長)は、3月1日に発売したICカード乗車券「SUGOCA(スゴカ)」が4月7日までの37日間で販売枚数10万枚を突破したことを明らかにした。
 同社が発売当初に掲げた販売計画よりも約1カ月早く達成した。主な購入層は定期券の利用客。年度始めで学校の新入生や官公庁の定期の切り替えと重なったことが販売を後押しした。ICカードを導入した他の事業者では、西日本鉄道の「nimoca」が65日間で10万枚、福岡市交通局の「はやかけん」は3月末時点で約6万枚と3カードの中で最も早い販売ペースとなっている。初年度の販売目標は30万枚。同社は「最も販売しやすい時期であることも大きいが、滑り出しとしてはまずまず順調」と話している。