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HPC販売伸び経常利益は17・8%増 アプライド
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売上高は1・6%減
パソコン量販店のアプライド㈱(福岡市博多区東比恵3丁目、岡義治会長兼社長)の2019年3月期連結決算は、売上高が前期比1・6%減の303億円、経常利益は17・8%増の13億7300万円で減収増益となった。
当期、主力のパソコン・ゲーム事業がゲーム事業を縮小したことなどで減収だったが、利益率の高いHPC(ハイパフォーマンスコンピューター)の販売が前年比81%増と大きく伸びたことなどで営業利益は16・9%増の13億6600万円、当期純利益は35・5%増の11億3600万円となった。
セグメント別には、パソコン・ゲーム事業は売上高が6%減の252億3000万円、セグメント利益は13・7%増の13億2600万円。化粧品・雑貨事業は新規2店舗を出店したことで売上高は29・4%増の46億3900万円と伸びたが、セグメント損失は300万円拡大して5300万円となった。出版・広告事業は自治体向けのサービスが伸びたことなどで売上高は19・2%増の4億3100万円、セグメント利益は7・25倍の2900万円になった。
今期は、ゲーム事業をさらに縮小する一方で、HPC販売の伸びやウィンドウズ7のサポート終了に伴う買い替え需要を見込んで売上高は0・7%増の305億円を見込む。利益面ではデジタル販促や人件費の増加を織り込み、営業利益は1%増の13億8000万円、経常利益は0・5%増の13億8000万円、当期純利益は25・2%減の8億5000万円を見込んでいる。
2019年6月18日発行