ＨｅｌｐＴｅｃｈ社と共同でＤＸ化研修コース　ｅｘｌｌｉｓｔ

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週刊経済2023年6月6日発行号

実質無料で

企業ＤＸ化支援研修などの合同会社ｅｘｌｌｉｓｔ（エクセリスト、福岡市城南区別府５丁目、後藤成希代表社員）は４月２９日、助成金コンサルティングなどのＨｅｌｐＴｅｃｈ㈱（ヘルプテック、同市中央区今泉１丁目、高橋延明社長）と共同で、企業向けＤＸ化研修を開始した。
昨年１１月、さまざまな企業が持つ、研修に際して必要な補助金などの申請、ＤＸ化への抵抗をなくすために業務提携していたことに伴うもの。事業名は「実質０円で始められる業務改善ＤＸ研修」。エクセリスト社のホームページから申し込み後、研修の受講人数や開始時期、内容などをヒアリング。ヘルプテック社が補助金申請の際の計画届提出などをサポートし、エクセリスト社がＥｘｃｅｌ関数やＧｏｏｇｌｅスプレッドシートを用いた簡単なＷｅｂ開発、プログラミング言語「ＶＢＡ」などを、動画などで約２カ月間研修する。全国の企業が対象で業種、規模、人数などは一切問わない。料金は受講者１人あたり税込４４万円で先払い。研修後、最大７５％が国から返還され、残り２５％をエクセリスト社が広報協力金として顧客に支払う。初年度の利用者数目標は１０社ほど。後藤社長は「より多くの企業のＤＸ化を支援していきたい。この研修で学んだ人が社内での業務効率化に貢献し、評価されると嬉しい」と話している。
後藤社長は北九州市出身。１９８９年１月２５日生まれの３７歳。北九州市立大学経済学部経済学科卒。趣味は料理。
同社は２０２１年４月設立。資本金１０万円。従業員数１人。２３年３月期売上高は４１５万円。