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HD体制に移行、子会社4社を傘下に 佐賀県の朝日I&R


4月1日、意思決定早める

佐賀県を中心に住宅、不動産事業を手がける朝日I&R㈱(同武雄市朝日町、野畑龍彦社長)は4月1日、子会社4社を傘下に置くホールディングス会社を立ち上げる。
昨年から事業部制を推し進めてきたが、HD体制に移行することで、子会社の意思決定を早める。新会社は朝日I&Rホールディングス㈱(同)。代表は野畑社長が務める。傘下には太陽光事業の朝日I&Rエナジー㈱、投資用不動産を取り扱う朝日I&Rリアルティ㈱、戸建住宅や施設開発の朝日I&Rプロパティ㈱、工事施工の朝日I&Rワークス㈱の4社を置く。新会社の資本金は3003万円。グループ全体の売上高は70億円で、従業員数は80人になる。野畑社長は「福岡地区での不動産事業はこれまで仲介が中心だったが、リアルティでの不動産買取事業を強化していく。有田に職人集団を養成する施設も計画しており、職人の内製化にも取り組んでいく」と話している。
同社は1965年4月設立。資本金は3003万円。17年3月期の売上高は68億円。従業員は60人。

2018年3月20日発行