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GW期間の都市高速交通量15%以上増加 福岡北九州高速道路公社
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週刊経済2022年5月17日発行
19年度の水準には届かず
福岡北九州高速道路公社(福岡市東区東浜)は5月9日、都市高速道路のゴールデンウィーク期間中の交通量を発表。福岡高速、北九州高速ともに、前年同期間より大幅に交通量が増加した。
4月28日から5月8日の11日間の集計期間で1日の平均台数を算出。福岡高速は日平均台数が約16万9800台で前年同期比15・6%増。北九州高速は同台数が約7万7300台で同16・2%増と、いずれも2けた以上の伸び率だった。一方、コロナ禍前の2019年度との比較では、福岡高速が4・2%減、北九州高速が6・1%減となっている。
2020年度と2021年度は、いずれもゴールデンウィーク期間が緊急事態宣言中で、外出自粛要請の影響により大幅に交通量が減少していたが、3年ぶりに行動制限がなかったことが交通量の大幅増につながったと見られる。一方で、外出意欲がコロナ禍前の水準まで未だ回復しきれていないことも、データが示している。