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Good不動産など2社の私募債を受託 福岡中央銀行
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週刊経済2022年6月21日発行
収益の一部をSDGsに貢献する団体等へ寄付
㈱福岡中央銀行(福岡市中央区大名2丁目、古村至朗頭取)は5月30日、㈱Good不動産(同区大名1丁目、牧野修司社長)と介護事業の㈱IWASAKI(北九州市小倉北区篠崎2丁目、岩崎英俊社長)が発行した福中銀SDGs私募債(よか未来の応援債)総額1億3千万円を受託した。
「よか未来の応援債」は、受託する同行が私募債発行に伴う収益の一部をSDGsに関する団体などへ寄付する銀行保証付私募債。同行では昨年11月から取り扱いを開始、これまで8社の私募債を受託。今回、Good不動産が発行した私募債の発行額は1億円、期間は5年間。IWASAKIの発行額は3千万円、期間は5年間。福岡中央銀行では「今後も地域のお客さまとともにSDGsへの取り組みを推進し、持続可能な社会づくりに貢献していきたい」としている。
Good不動産は2009年3月設立。資本金は1億円。不動産の賃貸管理、売買、仲介などを主業務とするとともに、不動産の枠にとらわれない金融や保険、相続にも対応できる『不動産の総合サービス企業』を目指している。同社では「『あたり前』と『信頼』を経営理念とし、時代やお客様のニーズが変わっていく中でもGoodなサービス提供をし続けたい」としている。
IWASAKIは2000年12月設立。資本金は3千万円。福岡、熊本県内で看護師を中心とした住宅型有料老人ホーム「ナーシングホーム」を7施設(560床)運営。さらに在宅への訪問介護、訪問看護サービスも展開し、施設入居者と合わせた利用者数は千人に上る。同社では「『スタッフの幸福を追求すること」を経営理念とし、今後は『ナーシングホーム』を全国に展開していく』としている。