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FFFHD㈱に社名変更し持ち株会社制に移行 冨治商会


本部機能集約で事業効率化図る

住宅設備機器の卸売、施工を手掛ける㈱冨治商会(福岡市中央区薬院1丁目、中村克久社長)は4月1日付で、FFF(スリーエフ)ホールディングス㈱(同所、同社長)に社名変更し、持ち株会社制に移行した。
総務や人材採用、育成など本部機能を集約することで、グループ各社の事業効率化を図る。冨治商会が社名と事業目的を変更して、持ち株会社のFFFホールディングス(資本金9200万円)となり、昨年7月に設立した冨治商会分割準備㈱が商号変更し、事業を引き継いで新生の㈱冨治商会(資本金3千万円)となる。このほか傘下に、住宅設備機器販売、施工のTOTO水彩プラザふじ㈱(福岡市中央区警固1丁目、古賀三雄社長)、水道機材、機器卸売の大牟田バルブ㈱(大牟田市天領町1丁目、矢継和弘社長)、水道機材、機器卸売の㈱姉川商会(福岡市東区松島4丁目、豊田邦男社長)が連なる。中村社長は「新体制のもと、住宅に関わる分野に関連した事業領域の拡大を進めていく。現在、商品の供給が中心だが、施工工事も合わせ、ワンストップで提供できる体制にしていく」と話している。
同社は1951年11月設立。資本金9200万円。売上高121億3900万円(2019年9月期)。従業員162人(グループ合計)。

2020年4月7日発行