ＥＳＧ経営支援私募債１５億円を発行　ミスターマックス・ホールディングス

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週刊経済2024年4月17日発行号

ＥＳＧへの取り組みが評価

大手ディスカウントストア・㈱ミスターマックスを中核とする㈱（福岡市東区松田１丁目、平野能章社長）は３月２９日、ＥＳＧ経営支援私募債を発行した。
ＥＳＧ（環境・社会・ガバナンス）への取り組みを第三者機関が独自のチェック項目に基づいて評価し、評価結果が一定以上の企業が発行対象となるもので、同社の評価は「Ａ」ランク（特に進んでいる）。発行額は１５億円。引受先は㈱三菱ＵＦＪ銀行。利率は年０・５６％。償還期限は５年。資金使途は運転資金。
同社はサステナビリティ委員会を設置し、設定した重要課題（マテリアリティ）に関する取り組みを推進している。環境に配慮した商品開発や従業員が働きやすい環境づくり、ＴＣＦＤ（気候関連財務情報開示タスクフォース）フレームワークに沿った気候変動に関するリスク分析など、同委員会を中心としたサステナビリティ活動が評価された。