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e‐sportsプロゲーマー育成の新専攻 福岡デザイン&テクノロジー専門学校
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九州初開講
学校法人滋慶文化学園・福岡デザイン&テクノロジー専門学校(福岡市博多区石城町、吉永俊嗣校長)は来年4月から、「e‐sportsプロゲーマー専攻」と「e‐sportsマネジメント専攻」の2専攻を新たに開講する。専門学校がe‐sportsに特化した専攻を設けるのは九州では初めて。
e‐sportsはコンピューターゲームで競うスポーツのこと。体力や集中力などが求められることからコンピューターゲームでありながら新たなスポーツとして捉えたもので、海外を中心に人気を集めている。同法人グループの東京や大阪の姉妹校ではすでに専攻に取り入れており、関心の高まりから福岡でも環境を整備してプロ人材の育成に取り組むために開講した。「e‐sportsプロゲーマー専攻」はプロゲーマーを目指す学生がゲーム技術や戦略を学習する3年制専攻。「e‐sportsマネジメント専攻」はゲームの大会企画運営に携わることなどを目指す学生が機材の操作やイベント運営に必要なマネジメントについて学ぶ4年制専攻。
同校内にはプロ仕様の機材・設備を整えており、今後の受講希望者数に応じて設備を順次増強していく方針。同校は「オープンキャンパスに来場した高校生や保護者の反応は良好で、関心の高さを感じた。技術だけの教育ではなく、人格形成も含めて選手の育成に励みたい」と話している。
同校は1996年創立。今年4月に校名を福岡デザインコミュニケーション専門学校から福岡デザイン&テクノロジー専門学校に変更した。デザインやIT技術を学ぶ6分野21専攻のコースを開講している。
2018年8月28日発行