ＤＸ支援のコクーに出資　ＦＶＰ

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週刊経済2023年11月14日発行号

ＤＸ人財輩出数３３万人が目標

㈱ふくおかＦＧ傘下の㈱ＦＦＧベンチャービジネスパートナーズ（ＦＶＰ、福岡市中央区天神１丁目、吉田泰彦社長）は運営するファンドを通じて、ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）支援のコクー㈱（東京都千代田区、入江雄介社長）に出資した。
ＦＶＰのほか計７社による同社への６億１千万円の第三者割当増資。同社ではプロダクト・サービス開発、人材採用、組織力の強化を拡充するため、資金を投資していく。
同社は２０１９年の創業以来、労働人口減による人手不足を解決するため、ＩＴインフラ事業、ＥＸＣＥＬ女子事業、デジタルマーケティング事業、ＲＰＡ事業、ＲＥＡＬＶＯＩＣＥ事業の５つの事業を展開。ＤＸ人財輩出数３３万人を目標に掲げている。ＦＶＰでは「労働人口が減少している我が国において、３０年には人手が６４４万人不足すると推計されており、特に地方は労働需給ギャップが大きくなると予測されている。今後はふくおかＦＧ一体となって、コクー社のさらなる事業成長と、地域経済への価値創出に対し、全力で支援していく」と話している。