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DX推進とリスク管理強化に向けた組織変更 OCHIホールディングス


週刊経済2023年5月2日、9日合併号

情報システム部など6部体制に

建築資材、住宅設備機器卸のOCHIホールディングス㈱(福岡市中央区那の津3丁目、越智通広社長)は4月1日、管理部門に「情報システム部」と「リスク統括部」を新設するなど組織変更を実施した。
2027年3月を最終年度とする中期経営計画で掲げる「安定成長を支える経営基盤の確立」への取り組みの一環で、DX推進とリスク管理を強化する。管理部門に新設した情報システム部は、田中翔基(しょうき)執行役員経営企画部長が情報システム部長を兼任し4人体制。基幹システムのDX化などを検討していく。また、同部門のリスク統括部はグループの管理業務を統括する総合管理部と内部統制部の連携を強化するために両部を統合し、藤田信一郎執行役員リスク統括部長はじめ8人体制となった。これにより、管理部門は経営管理部、情報システム部、財務部、リスク統括部、人事部、総務部の6部体制となった。
同社では「DX推進、サステナビリティについての取り組み強化、人材の育成・確保、コーポレートガバナンスの強化などにより、安定成長を支える経営基盤の確立を図っていく」と話している。