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DM発送業者を子会社化  ゼンリン    買収額は15億2000万円


 住宅地図販売の株式会社ゼンリン(北九州市戸畑区仲原新町、高山善司社長)は10月1日付で、DM発送代行業の株式会社セプテーニ・ダイレクトマーケティング(東京都新宿区、八木沼修一社長、以下SDM社)の株式を親会社の株式会社セプテーニ・ホールディングス(同所、佐藤光紀社長)から100%取得し、子会社化する。
 買収額は15億2000万円。これに伴い、SDM社の社名を「株式会社ゼンリンビズネクサス」に変更するとともに、本社を千代田区に移転。社長は、八木沼社長が続投する。
 全国にネットワークを持つゼンリンと、首都圏を営業エリアに消費者へ直接プロモーションするSDM社の強みを生かし、新たな地図情報のマーケティング方法としての確立や営業範囲の拡大などの相乗効果を見込む。ゼンリンでは「事業基盤の強化につなげていきたい」と話している。
 ゼンリンは1961年4月設立、資本金65億5764万円、売上高535億8900万円(2014年3月期)。セプテーニ・ダイレクトマーケティングは06年4月設立、資本金1億円、売上高26億4700万円(13年9月期)。