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CO2排出量算出のゼロボードに出資 FVP


週刊経済2023年2月28日発行

地場企業、自治体の脱酸素経営を支援

㈱ふくおかFG傘下の㈱FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP、福岡市中央区天神1丁目、吉田泰彦社長)は運営するファンドを通じてCO排出量(GHG)算出クラウドサービス「zeroboard」を提供する㈱ゼロボード(東京都港区、渡慶次道隆社長)に出資した。
同社は国際基準であるGHGプロトコルに基づき、企業活動やサプライチェーン由来のGHG排出量をクラウド上で算定・可視化を実施して、課題に合わせたGHG削減ソリューションを提供することで、企業の脱炭素経営を支援するスタートアップ企業。気候変動への対応規制やルールが曖昧な状況の中、同社は他社よりも先行してクラウドサービスの開発提供に取り組んでおり、脱炭素ソリューションを持つ多くのパートナーとのアライアンスを組み、既に2000社を超える企業に導入されている。FFGと同社は2022年5月に「ビジネスマッチングに係る協定」を締結しており、今後はさらなる連携強化を推し進め、GHG排出量可視化と脱炭素ソリューションを持つ企業や自治体と協力しながら、地域企業の脱炭素経営を積極的に支援していく。