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CASエンジン搭載の冷凍設備を導入 ヤマトバイオレッツ


週刊経済2021年11月23日発行

鮮度保持目的に

ふくやグループで明太子製品を販売する㈱ヤマトバイオレッツ(大野城市仲畑1丁目、梁川剛一社長)は10月25日、新たな冷凍設備を導入した。
これまでは急速冷凍方式を使用しており、解凍の際に水分や旨味成分が流出しやすかったが、冷凍過程が短縮可能で解凍前の鮮度に近い状態を保つことができるCASエンジンを採用した。CASエンジンは㈱アビー(千葉県流山市)製で、微弱電流を流して食品に含まれる水の分子を過冷却状態に保つしくみとなっている。
梁川社長は「CASエンジンを使用したたらこは粒感覚がしっかりしている」と話している。
同社は2013年9月設立。資本金1千万円。従業員は57人(パート含む)。決算期は10月。