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AR技術活用の撮影アプリ ヒラコー


週刊経済2021年4月6日発行

観光地や飲食店の集客促進

ポータルサイト運営などを手掛ける㈱ヒラコー(福岡市中央区高砂1丁目、平川浩輔社長)は4月15日、AR技術(拡張現実)を活用したオリジナルフォトフレーム撮影アプリの提供を開始する。
名称は「ARAR(アルアル)」。観光地や飲食店などにQRコードを設置し、訪問者のスマートフォンで読み込むと設置スポットのオリジナルフォトフレームを利用して撮影できる。撮影した写真を個人のSNSなどに投稿してもらうことで周知を広げ、集客につなげていく。フォトフレームはイラスト調や、実写のフレーム、背景の合成など。初期費用はシステム導入費用が定価3万円。デザイン費用がイラストは1枚7千円から。写真加工は1枚5千円から。背景合成は1枚3千円から。月額費用は定価1万9900円。対象は全国の観光地、飲食店など。1年間で500カ所での導入を目指す。同社は「コロナ禍で落ち込む観光産業を盛り上げようとIT技術と観光業を組み合わせたサービスができないかと考え、サービスを立ち上げた。観光産業だけでなく飲食店などの活性化にも役立つシステムも導入していく」としている。
同社は2018年4月設立。資本金100万円。従業員5人。