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ARの物件内覧サービスを提供  YONDE


AR(拡張現実)を利用したPR事業の㈱YONDE(福岡市中央区大名1丁目、田坂洋一社長)は5月28日、物件をARで内覧できる体験型サービスを開始した。
新型コロナウイルスにより物件見学者が減少している不動産業界向けに提供するもの。メインターゲットは同じ部屋のつくりの多い分譲マンション販売業者を想定しており、制作料金は約190㎡あたり25万円前後。図面と写真があれば作成できる。内覧者はアプリを使用せず、スマートフォンを持ちながら歩くことでCG内を自由に確認でき、椅子などの家具を実寸大で配置可能。田坂社長は「今後は、北九州のスマートバス停で稼働している自社のAR広告が目を引くことから、広告代理店への提供を検討している」と話している。
同社は2020年1月設立。資本金は100万円。従業員数は6人。21年1月期売上高目標は1千万円。田坂社長は1985年11月9日生まれの34歳。大阪府出身。桃山学院大学卒。趣味はギター。

2020年6月23日発行