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AI活用の動画管理システム ユニゾンシステムズ


メディア業界向け

放送業界に特化したアプリケーションソフト開発の㈱ユニゾンシステムズ(福岡市中央区荒戸2丁目、今村勉也社長)は11月10日、メディア向けAI(人工知能)を活用した動画管理システムの開発を発表し、来年以降本格的に販売していく。

日本マイクロソフト㈱のクラウドプラットフォームが提供する認知サービスの機能を活用し、ユニゾンシステムズ独自開発の既存システム、映像共有サービス「ジョインビュー」に組み入れたもの。サービス名は「メディアアナリティクス(仮称)」。AIを組み入れることで、映像上の音声をテキスト化し、人物、感情、オブジェクトを識別してデータ化するなど動画解析を自動化し検索性を向上させ、素材管理や番組や制作など業務の効率化を図る。システムはブラウザがあればどこでも映像の閲覧、編集、共有が可能。今年度中に、顧客と試験運用しながらサービス構築と料金を設定していく。同社では「国内外問わずメディア業界に導入を推進する。この開発を皮切りにAIを活用したシステム開発を進めていきたい」と話している。

2017年11月28日発行