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AI活用で戦略的パートナーシップ契約  スカイディスクとシナプスギヤ


提案から導入まで迅速化

AIやIoTサービスを展開する㈱スカイディスク(福岡市中央区舞鶴2丁目、内村安里社長)とハードウェア開発の合同会社シナプスギヤ(同市博多区博多駅東3丁目、水谷泰崇代表)は7月14日、戦略的パートナーシップ契約を締結した。
AIとロボット・ハードウェアを活用し、製造業や物流・小売業などを中心にDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を展開していく。スカイディスクが構築したAIモデルをシナプスギヤの開発したハードウェア上で作動させるなど、これまでにもプロジェクトごとに協業してきた。包括的な技術連携によって、ハードウェアとセットでの提案から導入・運用を一括支援でき、作業の迅速化やコスト削減などの効果を見込んでいる。スカイディスクは「具体的には外観検査機による検品業務の半自動化や無人搬送車による点検業務の省力化などに取り組んでいる。AI活用が一般的になるにつれてロボット・ハードウェア領域と連携したソリューションが求められるケースも増え、パートナーシップによってこれまでよりもスピード感をもったDX支援が可能になる」と話している。

2020年8月4日発行