ＡＩ問診システムのＵｂｉｅと資本業務提携　総合メディカル

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週刊経済2022年11月1日発行

デジタル活用で医療連携を推進

調剤薬局運営、医業経営コンサルティングなどの総合メディカル㈱（福岡市中央区天神２丁目、坂本賢治社長）は１０月６日、ＡＩ問診システムなど開発のＵｂｉｅ㈱（ユビー、東京都中央区日本橋室町１丁目、阿部吉倫代表取締役、久保恒太代表取締役）と資本業務提携を締結した。
Ｕｂｉｅは、患者向けにＡＩからの質問に回答して症状チェックすることで病名が表示され、近隣の医療機関を検索可能なシステムや、医療機関向けには患者の問診回答を事前確認できるシステム、紙の問診票の代わりにタブレットやスマートフォンを活用することで医療機関の業務を効率化するプロダクトなどを開発。総合メディカルグループは地域包括ケアの実現を目指して、医療の効率化・質の向上に取り組んでおり、Ｕｂｉｅとの資本業務提携によってデジタルの活用による医療連携と医療情報活用を推進していく。今後、医師の働き方改革及び医療機関の業務効率化、開業支援先や医療モールへの増患などを図る。
同社では「協業によって、よい医療を支える仕組みづくりを加速していく」と話している。