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AI・データ分析プロジェクトの解説本を発行 NOB DATAの大城社長


週刊経済2021年1月13日発行

初版は3500部

データ活用コンサル事業などを手掛けるNOB DATA㈱(福岡市博多区博多駅東2丁目)の大城信晃社長は12月21日、AI・データ分析プロジェクト解説の書籍を発行した。
書籍名は「AI・データ分析プロジェクトのすべて」。大城社長が全体の監修と執筆を務め、ほか5人の執筆者と共著した。これまでもAI・データ分析の技術的な部分について解説する書籍は多くあったが、本書ではAI・データ分析を実施する際の社内組織の立ち上げ方からデータ分析のプロセス、発生しやすい落とし穴や最終的にどのようにビジネスに昇華できるかなど、データ分析プロジェクト発足から収益化までのノウハウを一通りまとめている。ターゲット層はジュニア~ミドルレベルのデータサイエンティスト(ビッグデータなどを分析し、分析結果をもとにビジネスにおいて課題解決に導く専門家)、データサイエンティスト初学者など。初版は3500部。発行元は㈱技術評論社。A5判、320ページ建て。価格は2480円(税抜)。大城社長は「学生やデータ分析プロジェクト未経験者、企業のAI担当者などにも読んでもらいたい」と話している。
大城社長は沖縄県出身。1984年7月11日生まれの36歳。琉球大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。ヤフーやLINE Fukuokaなどでデータサイエンティストとしての経験を経て独立し、NOB DATA㈱を設立。AIやデータ分析のビジネス活用に関する支援などを手掛ける傍ら、データサイエンティスト協会九州支部委員会の委員長として地方でのデータサイエンス普及活動にも取り組んでいる。
同社は2018年9月設立。資本金100万円。決算期8月。従業員4人(アルバイト含む)。