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AIによる外観検査システムを今秋販売開始 ビゼスト


初年度導入50件を目指す

外観検査システムの企画、開発を手掛ける㈱ビゼスト(福岡市中央区高砂2丁目、塚本満早社長)は今秋、AIによる外観検査システムを販売開始する。
名称は「WiseFinder(ワイズファインダー)」。画像処理技術を活用し、画像データを基に自動で学習モデルを構築、傷や汚れなどの識別を最適化する仕組み。対象は電子部品や自動車部品などの製品検査。数十枚程度の少量の画像データから対応できる。価格はパソコン1台につき、約200万円。同時期にシステムを実行する検査装置の販売も計画中で、価格は約500万円を想定しているという。
同社は「製造業を中心に、九州一円と東京で、初年度導入数50件を目標に展開していきたい」と話している。
同社は2018年4月設立。資本金500万円。従業員2人。塚本社長は福岡市南区出身。1959年3月15日生まれの60歳。九州大学大学院総合理工学府修了。趣味は野球観戦。

2019年5月14日発行