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AEDの位置情報確認できるスマホサービス イーハイブ


宗像地区消防本部で正式採用

ホームページ制作などの㈱イーハイブ(福岡市中央区天神4丁目、高橋善晴社長)は、AEDの位置情報を確認できるスマホサービスを開発し、6月1日から宗像地区消防本部で正式採用された。
名称は「AEDすまっぽん!」。すまっぽん!とは、ITに特化した障がい者就労支援事業の㈱カムラック(福岡市博多区千代4丁目、賀村研社長)と2015年に共同開発したもので、小規模店舗や保険代理店などをターゲットとした「アプリ風ホームページサービス」として発売した。店舗などで顧客や見込み客がQRコードやURLを読み取り、概要やSNS、連絡先などを確認できる専用のサイトをスマートフォンのホーム画面に設置。アイコンのように表示されることから、「アプリ風」の顧客獲得ツールとして拡散できる点を特徴としている。
近年は地震情報など防災にも活用の幅を広げており、今回のAEDすまっぽん!では、AEDの位置情報に加え各AEDメーカーの使用方法、応急手当、災害情報などを簡単に確認することが可能。今回、福津市を含む宗像地区の消防本部での公式採用を機に、近隣住民への浸透とともに他地域への展開も目指す。

2019年6月11日発行