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Aコープ佐賀を4月1日付で吸収合併 Aコープ九州


大型生産者直売所併設の新業態出店を強化

JA全農の子会社でスーパーマーケット経営の㈱Aコープ九州(福岡市東区松田2丁目、後藤泰三社長)は12月13日、同業の㈱Aコープ佐賀(佐賀市、北島博文社長)と4月1日付で合併すると発表した。

北部九州地域におけるAコープ店舗の経営規模拡大と経営基盤強化を図るもの。1月の臨時株主総会で合併契約の承認を受け、存続会社をAコープ九州として合併する。合併後は、新業態店舗で大型生産者直売所を併設した「JAファーマーズ」の出店を強化していく。福岡、佐賀、大分の3県域を販売エリアとし、店舗数は52店(福岡16、佐賀23、大分13)となる。新会社「㈱Aコープ九州」は資本金3億2500万円、従業員1298人(2018年度)、売上高約282億円(2018年度計画)。同社では「組合員・消費者のニーズに対応した質の高いサービスを提供し、地域のくらしへ貢献していく」と話している。

Aコープ九州は2000年2月設立。資本金3億2500万円。従業員763人。店舗数29店舗(福岡・大分)。売上高約160億円(2017年度)。

Aコープ佐賀は1971年3月設立。資本金4億8300万円。従業員637人。店舗数23店舗(佐賀)売上高約140億円(2017年度)。

2017年12月26日発行