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9560万円を資金調達 airBest


週刊経済2021年11月16日発行

自動チェックイン導入費用などに

民泊代行業のairBest㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、黒木透社長)は10月15日、9560万円を資金調達した。
黒木社長のほか、民泊を企画運営するオーナーなど福岡や熊本、宮崎の投資家の出資によるもの。運営を代行する民泊施設のフロント人員削減を目的とするICTタブレット型の自動チェックインサービスの導入・管理費用や、運営する100カ所の民泊運転資金などに充てる。同サービスは12月末までに福岡と北海道エリアの導入完了を目指すほか、長崎市樋ノ口町には30戸規模の民泊施設が着工予定で、完成後は運営代行する予定。
黒木社長は「GoToキャンペーンが再開し、外国人の宿泊客が戻ることを期待している。上場を視野に入れており、還元できるように九州だけでなく東京での展開に力を入れていきたい」と話している。
黒木社長は宮崎県都城市出身。1955年3月21日生まれの66歳。宮崎県立宮崎工業高校中退。
同社は2015年10月設立。資本金8754万円。(資本準備金1億5005万円)。従業員数は37人。決算期は3月。