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90・6%増の100億1500万円 福岡市内4百貨店の5月売上高
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週刊経済2021年7月6日発行
3カ月連続のプラス
福岡市内4百貨店の5月売上高は、前年同月比90・6%増の100億1500万円で3カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が6月22日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が7400万円(2・1倍)、衣料品が19億7600万円(63・3%増)、家庭用品が2億5100万円(58・6%増)、食料品が19億3200万円(48・2%増)、雑貨が27億6800万円(2・2倍)、身の回り品が25億8千万円(2・7倍)と全項目で前年を上回った。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)でも132億1200万円(35・9%増)で3カ月連続のプラスとなった。商品別では食堂・喫茶が2億7600万円(57・7%増)、衣料品が39億3800万円(23%増)、食料品が39億600万円(37・6%増)、雑貨が23億1300万円(36・1%増)、家庭用品が6億9700万円(34・3%増)、身の回り品が17億8400万円(71・3%増)だった。
全国の売上高は、前年の緊急事態宣言の反動を受け、前年同月比65・2%増の2465億円と3カ月連続のプラスだった。中元商戦をはじめ、デパ地下グルメ、コスメ、ランドセル、母の日ギフトなどが好調だったという。一方で実質的には反動要素を除く前々年比43・1%減と大幅に水準を下げ、売上の回復が見通せない状況が続いている。
表はこちらから。