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9階建てオフィスビル「福岡舞鶴スクエア」が完成 舞鶴オフィスプロジェクト


週刊経済2022年5月31日発行

ほぼ満床で開業

九州電力㈱、㈱電気ビル、九州メンテナンス㈱、九電不動産㈱、一般財団法人民間都市開発推進機構、㈱九州リースサービスが共同出資で設立した合同会社舞鶴オフィスプロジェクトは4月1日、開発していたオフィスビル「福岡舞鶴スクエア」(同市中央区舞鶴3丁目)が完成したと発表した。
場所は福岡市消防局隣接地で、敷地面積は4273㎡。オフィス棟と駐車場棟で構成し、オフィス棟は9階建て、延べ床面積2万561㎡。駐車場棟は4階建て、延べ床面積3494㎡で、収容台数は130台。1階は商業フロアで、ウエルシア薬局、ローソン、循環器内科「わかばハートクリニック」、歯科・美容皮膚科・内科「Crystal医科歯科 Clinic International」が入居。2階から9階はオフィスフロアで、オフィスの基準階面積は550坪超、天井高は2・9メートル。BCP対応として制震ダンパーや非常用発電機を備えるほか、非接触・混雑回避を目的としたエレベーター行先予約システムの導入、抗ウイルス・抗菌仕様建材の採用など、感染症対策にも取り組んだ。ビル全館の使用電力は再生可能エネルギー由来とし、EV充電器を設置するなど、環境に配慮した設備・運用を採用している。
同社では「ほぼ満床での開業となった。各種業界を代表する企業が入居する」と話している。