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9月1日、運航開始の新機材を福岡空港で公開 日本航空
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エアバスA350―900型機
日本航空㈱(赤坂祐二社長)は8月1日、福岡空港で9月1日から福岡―東京線で運航を始める最新機材エアバスA350―900型機を報道関係者向けに公開した。
就航1カ月前のカウントダウンイベントとして実施。午後1時半前に訓練飛行で羽田に到着したJAL4133便を福岡空港32番スポットで公開した。公開された機材は6月11日にエアバス社から受領した初号機で、国内線の主力機として運航しているボーイング777の後継機材として投入される。初就航地として福岡―東京線で運航を始める。座席数は計369席。同じクラスの777―200型機に比べて、ファーストクラス(12席)、普通席(263席)の座席数を縮小した一方、利用者に人気の高いクラスJを12席増の94席まで増やしたほか、全クラスの座席に個人用モニター、パソコン用コンセント、USBポートを設置、座席上の荷物棚は持ち込み可能なスーツケースを5個収納できる容量を確保している。そのほか、機体前方と上方に機外カメラを設置し、離発着時の画像を機内で楽しめる工夫なども凝らしている。
9月1日以降、福岡―東京線に1日3往復を投入する。同社は「国内線の新機材はJALにとって20数年ぶり。ボーイングの最新機として国内線に投入された787と異なり、前席にモニターやPC電源などを設置したのが特徴。これからのJALにおけるフラッグシップとして競合他社との競争を優位に展開していきたい」と話している。
2019年8月20日発行